近況報告
齋藤緑先生による抄読会が開催されました。テーマは「Male-Partner Treatment to Prevent Recurrence of Bacterial Vaginosis」でした。
竹原功先生による抄読会が行われました。テーマは「Sperm navigation in humans: a concerted action of multiple means」でした。
2025年9月18日(木)~9月20日(土)に鹿児島県の城山観光ホテル鹿児島で、第65回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会/アジア婦人科ロボット手術学会学術集会 JSGOE& ASGRS 2025が開催されました。
当医局からは以下の先生方が発表されました。
・山内敬子先生「Transvaginal natural Orifice transluminal endoscopic surgery(vNOTES)子宮全摘術でインジゴカルミン染色液を用いた腹膜を明瞭化する方法について」
・中井奈々子先生「自然妊娠し二絨毛膜二羊膜双胎と診断後、妊娠10週で右付属器腫大を認め、腹腔鏡下手術で子宮内外同時妊娠と診断された1例」
・福長健史先生「当院におけるvNOTESによる付属器摘出術の導入と初期成績」
・遠藤輝人先生「腹腔鏡下仙骨腟固定術の合併症の検討と対策」
また、永瀬智先生がワークショップの座長を、松川淳先生は一般口演の座長を務められ、山内敬子先生が学会賞(論文部門)を受賞されました!!!
鹿児島はまだまだ夜も暑いですが、山形は段々と夜の冷えを感じるようになってきました。
体調管理に気を付けて、より質の高い診療を心がけて参ります!
8月末から医学科3年生の研究室研修が行われ、今年は4名の学生に当科を選択していただきました。
それぞれが腫瘍、周産期、生殖、女性ヘルスケアの臨床研究に取り組み、
初めての本格的な統計解析や発表スライド作成を行いました。
9月17日に医局にて発表会を行い、皆、非常に内容の濃い充実した発表となりました。
4週間お疲れさまでした。
これをきっかけに研究に興味を持っていただけると嬉しいです。
伏見和朗先生による抄読会が開催されました。テーマは「Preconception glucagon-like peptide-1 receptor agonist use associated with decreased risk of adverse obstetrical outcomes」でした。
2025年9月12日(金)~9月13日(土)に宮城県のホテルメトロポリタン仙台で、第72回 北日本産科婦人科学会総会・学術講演会が開催されました。
当医局からは以下の先生方が口演で発表しました。
・太田剛先生「進行再発子宮体がんの治療について」(教育セミナー)
・竹原功先生「卵子への探求心を育む臨床の日々:医師✖培養士としての挑戦」(教育セミナー)
・金子宙夢先生「Zymot© の至適対象者の探索研究-当院での有効性検証-」(優秀演題)
・伏見和朗先生「妊娠糖尿病既往女性における産後早期の糖代謝異常に関連する因子の検討」
・伊藤理恵子先生「前2回妊娠時に胎盤遺残のため子宮動脈塞栓術施行し、癒着胎盤を再発した1例」
・日根早貴先生「妊娠中に急性リンパ性白血病を発症し、化学療法を行った一例」
・山内敬子先生「子宮全摘術後の膀胱瘤に対して腹腔鏡下仙骨腟固定術を行ったが再発し、完全腟閉鎖術を行った一例」
・加藤直人先生(山形県立新庄病院)「骨盤内臓器脱に対するゲルホーン型ペッサリーの使用成績と中止例の検討」
・堀川翔太「進行性子宮頸癌における重粒子線治療の有効性と有害事象評価」
・西美智先生「生殖補助医療後妊娠判定時の血中hCGが極めて低値であった異所性妊娠3症例から学んだこと」
・鈴木啓王先生(日本海総合病院)「分娩中に初発のてんかん発作を発症した一例」
・太田剛先生「肥満度別にみた子宮体癌に対するロボット手術の手術成績と周術期予後の検討」
・小幡美由紀先生(山形県立中央病院)「TLHとvNOTES、小さい子宮ならどちらを選ぶ?-単施設後ろ向き研究-」
また、永瀬智先生が招請講演の座長を、堤誠司先生と竹原功先生は一般口演の座長を務められ、伏見和朗先生が最優秀演題賞に選ばれました!!!
学会前日には昨年と同様にボウリング大会がレクリエーションとして行われ、男子個人で加藤直人先生が2位、大学別で山形大学が準優勝に輝きました。
今回の学会で得た知見を今後の診療や研究に活かしていきたいと思います!
渡邉憲和先生による抄読会が行われました。テーマは「Mapping genetic susceptibility to spontaneous preterm birth: analysis of Utah pedigrees to find inherited genetic factors」でした。
2025年8月31日(日) 山形大学医学部にてJ-MELS(母体救命)ベーシックコースが開催され、
県内から集まった医師・助産師が産科危機的出血や産科の急変時対応について学びました。
山形大学での開催はかなり久しぶりでしたが、充実した会となりました。
この会で学んだ対応を緊急時にすみやかに実践していけるよう、日々確認しながら診療にあたっていきたいと思います。
2025年8月30日(土) 山形大宅医学部にて第168回山形県産婦人科集談会が開催されました。
特別講演では熊本大学病院 病理診断科 教授 三上芳喜先生に「婦人科病理診断再考-最近の概念と議論」についてご講演いただきました。
普段なかなか講演を聴く機会のない婦人科腫瘍の病理診断について学ぶことができ、大変貴重な機会となりました。
来る10月25日(土) 産婦人科セミナー「第5回 Welcome to OBGYN World!(通称:WOW!)」が開催されることになりました!
対象は、全国の医学生1~4年生です。座学が中心で臨床診療に触れる機会が少ない時期だと思いますので、産婦人科の雰囲気を体感できる企画をご用意しております。
臨床実習開始前で産婦人科に馴染みのない方でも楽しめる内容ですので、ぜひご参加ください!皆様のご応募を心よりお待ちしています!
詳細は下記の通りです(別途、学年毎の連絡内容もご参照ください)。
開催日時:2025年10月25日(土) 14:00〜17:30
開催形式:各大学で現地開催(全国:Zoomを用いたサテライト形式)
※原則として参加学生は自身の所属する大学に集合し、同じ大学の産婦人科医師がサポートしながらオンラインで配信される実習に参加していただきます。
参加費用:無料参加者対象:医学生1年生から4年生
募集期間:2025年7月14日(月)〜9月12日(金)
募集方法:下記HPの登録フォームからお申し込みください。 HP:https://www.jsog-tobira.jp/tobira/information-250714/
企画詳細:
【医学生が1日産婦人科医になってみた】
産婦人科医目線のカメラを通じて産婦人科医の1日を体験します。動画内で結紮などの手技を要するシーンを用い、各大学で実際に体験できます。
【産婦人科にいってみた】
参加学生が、「患者さん目線」で産婦人科の診療を体験できる企画。
日常診療ではどのように患者さんへ説明しているのか、医療面接形式で魅力を伝えます。
【みらい相談会~もしも産婦人科医になったら〜】
実際に診療を行なっている若手産婦人科医と、もしも産婦人科医になったらというテーマで話し合い、将来の自分の姿をイメージするきっかけを提供します。